コンテンツへスキップ

お名前VPS(KVM) + WindowsXP

4月 12, 2012

お名前.com VPS(KVM)に、WindowsXPを入れてみました。

お名前.com VPS(KVM) 2GBプラン

http://www.onamae.com/server/vps/?btn_id_top01=svr_vps_20120321

ローカルパソコンにVMWareを入れ、そこにWindowsXPをインストールし、そのイメージをVPSに転送する方法もあるようですが、今回は、VPS上でWindowsXPをインストールしてみました。

<手順A ファイルのダウンロード>

  1. WindowsXPのインストールメディアを用意。
  2. F6回避ツール http://www.mercury.sannet.ne.jp/moonsault/ をダウンロード。
  3. VPS(KVM)用のWindowsドライバー http://alt.fedoraproject.org/pub/alt/virtio-win/latest/images/bin/ (virtio-win-0.1-22.iso)  をダウンロード。

<手順B Windowsのインストールメディアの作成>

VPSにWindowsXPの素のイメージをアップロードし、そのイメージからOSをインストールしようとすると、HDDがないと怒られました。

F6キーでFDDからHDDのドライバーをインストールしようにも、FDDがないためうまくいきませんでした。そこで、「F6回避ツール」を使用して、予めドライバーが入っているインストールメディアを作成します。

  1. F6Tool.exeを起動。
  2. CDドライブやDVDドライブを指定する:WindowsXPのメディアを指定。
  3. 作業フォルダのパス名:適当なフォルダーを作成し、そこを指定。
  4. クリーンインストールに必要のないファイルの削除:チェックを入れる *任意
  5. 標準ドライバのCABファイルをまとめて高圧縮率で圧縮しなおす:チェックを入れる *任意
  6. INFファイルを指定してドライバを追加 :\XP\x86\netkvm.INF \WXp\x86\BALLOON.INF \WXp\x86\vioser.inf \WXp\x86\viostor.inf を追加(手順A-3. でダウンロードしたISOイメージを WinCDEmu などでマウントするとファイルが見えます)
  7. ISOイメージファイルを作成して保存する:チェックを入れ、適当な名前.isoと入力。
  8. [次へ>] & [次へ]をクリックし、インストールメディアを作成。

<手順C VPSのパーティションの初期化>

VPSにログインし、Linux系のインストーラーで vda(20GB)とvdb(50GB)内のパーティションをすべて削除します。

*vda(20GB)にWindowsXPをインストールします。vdb(50GB)は、WindowsXPインストール後、フォーマットすれば、Eドライブとして認識されます。

<手順D VPSからWindowsXPをインストール>

  1. 手順Bで作成したインストールイメージ(*.iso)をVPSの\images内にsftpでアップロードします。*手順はサーバーNAVIにログインすると記載されています。
  2. 1.でアップロードしたインストールイメージをマウント(挿入)し、VPSを起動します。
  3. WindowsXPのインストーラーが起動しますので、メッセージに従ってインストールします。

<インストール結果>

システムのプロパティ、デバイスマネージャはこんな感じです。

<その他、いろいろ>

  • リモートデスクトップ(RDP)は、ポート番号:3389を使いますが、わざとポート番号を変えてみるのもいいかも。 *ちょっとセキュリティーが向上?

ターミナル・サービス/リモート・デスクトップ接続のポート番号を変更する

http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/341termport/termport.html

  • MetaTraderでFXをする人は、わざわざVPSを借りなくても、(比較的緩い条件で) 「タダ」でリモートデスクトップ環境が作れます。

MetaTrader Web

http://metatraderweb.jp/

From → vm

コメントする

コメントを残す